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卒業生・保護者の声

イエロー

卒業生
デイビス楓花(旧姓:高師、米国フロリダ州在住)

卒業年
2012年
卒業後の進路
管理栄養士

私は中学生から不登校で、全日制高校に進学しましたが、環境に馴染めず、明蓬館高等学校へ転入しました。当時、新しい学校への不安と期待が入り混じっていましたが、明蓬館での日々は私にとって大きな転機となりました。温かく迎えてくれた先生方や、様々な背景を持つ友人たちとの交流は、私の心を癒し、自信を取り戻させてくれました。

在学時には、自分で学ぶ力を養い、自己の内面と向き合う時間や、好きなことを追求する時間を多く持つことができました。

自分のペースで学び、自分自身を理解する機会を得ることで、私は自信を持てるようになり、自分の幸せを理解しました。卒業後は目標だった管理栄養士の資格を大学で取得しました。

今は職についていませんが、学んだ知識や出会いは今の生活にも生きています。
卒業後、米国人で私と似た人生を歩んできた夫と出会い、現在は米国で5人の子供(もうすぐ6人)をホームスクールで育てています。日本でも増えてきたホームスクールを選択する人のために、研究論文を日本語で要約したり、ホームスクールのコツを「世界一やさしいホームスクール」というブログで発信しており、本も執筆中です。

人生は想像もしなかったことの連続です。
その変化に対応し幸福を感じるためには、自己を理解し変化に合わせて学び続ける姿勢が重要です。そのための場は学校かもしれませんし、ホームスクールのような自由な形かもしれません。

私が明蓬館創立時には、全日制高校以外の選択肢はあまり知られていませんでした。学びの選択肢が広がり、自らの最適な場所で学べることは素晴らしいことです。明蓬館には自ら学ぶことをサポートし応援してくれる大人や同志がたくさんいました。プロ選手を目指す人や年齢を問わず学びたい一心で取り組む姿はとても刺激になりました。これは地元の学校では絶対に体験できなかったことです。私を支えてくださった先生方には心から感謝しています。

生徒を一番に考える明蓬館のような学校が続くことで、素晴らしい経験をする若者が増えることを嬉しく思います。

明蓬館高等学校の創立記念を心からお祝い申し上げます。私にとって特別な場所であり、今も多くの生徒にとって大切な居場所であるこの学校が、これからも輝き続けることを願っています。

あしらい
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